エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.728
2019.03.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
メモリスロットは、デュアルチャネルに対応するDDR4×4を実装。Pinnacle Ridge搭載時に最大DDR4-3,533MHz、Summit Ridge/Raven Ridge搭載時に最大DDR4-3,466MHzのオーバークロックメモリを動作させることができる。B450チップ搭載モデルとしてはトップクラスの高クロック対応だ。15μゴールドコンタクト仕様の高耐久なスロットが採用され、容量は最大64GB(16GB×4)を実装できる。
第2世代Ryzenとの組み合わせにて、最大DDR4-3,533MHz動作が可能なメモリスロット。15μゴールドコンタクト仕様で、耐久性にも優れている |
UEFI画面では、最大4,000MHzまでのメモリクロックが設定できた |
続いてストレージ周りを見ていこう。デュアル実装するM.2スロットは、CPU側が最大32Gbpsに対応するPCI-Express3.0(x4)接続の「Ultra M.2」、チップセット下に実装されているのがSATA接続に対応するスロットだ。NVMe SSDを搭載し、起動ドライブに指定することもできる。残念ながらヒートシンクは標準装備ではないものの、昨今はヒートシンク付きのSSDも多く、別売りヒートシンク自体も安価なものが多い。それほどネガティブな要素にはならないだろう。
そのほか、SATA3.0(6Gbps)ポートも4基を実装。ミドルレンジ構成のマシンに十分な数のストレージを接続可能だ。
M.2 2242/2260/2280に対応するPCIe3.0(x4)接続の「Ultra M.2」スロット。ヒートシンクは非搭載のため、NVMe SSD接続時には別途ヒートシンクを購入するか、あらかじめヒートシンク付きのモデルをチョイスしたい |
チップセット下部にあるM.2スロットは、M.2 2230/2242/2260/2280フォームファクタに対応。こちらはSATA接続のスロットだ |
SATA3.0(6Gbps)ポートは2階建てで4基を搭載。なお、「SATA3_3」はSATA接続の「M2_2」とは排他利用となる |