エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.735
2019.04.24 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
次に本体カバーを外して、内部構造を確認しよう。CPUやメモリ、2.5インチドライブベイは右サイドに、グラフィックスカードは左サイドに実装され、自己責任ながらユーザーによるアップグレードにも対応する。なおスリム・コンパクト筐体を採用しているためケース内部、特に配線についてはかなりタイトだった。アップグレードをする際には、ケーブルを断線しないよう慎重に作業を行いたい。
右サイドパネルを外すとドライブベイやCPU、メモリスロットにアクセスできる |
2.5インチベイの1つには、WD Blackシリーズの1TBモデル「HTS721010A9E630」を実装。厚さは9.5mm、回転数は7,200rpm、キャッシュは32MBで、インターフェイスはSATA3.0(6Gbps) |
メモリやM.2 SSDにアクセスする場合にもCPUクーラーを取り外す必要がある |
CPUソケットはLGA1151で、第9/8世代のCoreシリーズに対応。またマザーボードはシルク印刷から「MPG Z390I GAMING EDGE AI」をベースにしたカスタマイズモデルを使用していることがわかる |
「Click BIOS 5」を確認するとマザーボード名は「Z390 Gaming Trident X Plus」と認識されていた |
LEDリングを備えた120mmファンを搭載するロープロファイルCPUクーラー。受熱ベースは銅製で、φ6mm×5本のヒートパイプを実装 |
NVMe M.2 SSDは、Samsung「PM981」シリーズの256GBモデル「MZVLB256HAHQ-00000」。転送速度はシーケンシャル読込3.0GB/sec、書込1.3GB/sec、ランダム読込130K IOPS、書込310K IOPS |
メモリはSamsung製DDR4-2666 8GB「M378A1K43CB2-CTD」を2枚搭載する |
Singleランクのモジュールで、レイテンシは19-19-19-43、動作電圧は1.20V |
容量450Wの80PLUS BRONZE認証SFX電源ユニット「FSP450-50SAC」 | 購入時に標準装備されているソリッドパネルは、2本のネジでケースに固定 |
左サイドパネルを外すとグラフィックスカードと背面のM.2スロットにアクセスできる。なお左サイドパネルは、シールで封印されており、破ってしまうと当然ながら保証は受けられなくなる |
ダブルボールベアリングの「トルクスファン2.0」を2基搭載する「GeForce RTX 2070 ARMOR 8G」。カードサイズは309×155×50mmで、スロットの破損やカードの歪みを防止するため垂直に設置されている |
「GPU-Z 2.18.0」でスペックを確認したところ、コアベースクロック1,410MHz、コアブーストクロック1,620MHz、メモリスピード14Gbpsで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載 |
マザーボード背面にあるM.2スロットは空いているため、さらにストレージの増設も可能 |
左サイドパネルは、グラフィックスカードと電源の吸気部分にメッシュパネルを採用 |