エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.760
2019.07.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
拡張スロットはPCI-Express(x16)×1、PCI-Express(x4/x16形状)×1、PCI-Express(x1)×2の計4本で、第3世代Ryzenを使えばすべてのスロットがPCI-Express4.0に対応する。またグラフィックスカード用となる最上段のスロットには、固定用ブラケットを2本使用する「Double Locking Bracket」と、メタルシールド「Ultra Durable PCIe Armor」を施すことで、重量級のグラフィックスカードにも耐えられる仕様にした。
拡張スロットは計4本で、ATXマザーボードとしてはやや少なめ。とは言え、必要な機能はほぼ網羅されているため、実際に拡張スロットを使用する機会があるのは、グラフィックスカードとキャプチャカード、ワイヤレスカードぐらいだろう |
2段目のPCI-Express(x4/x16)形状スロットは「Ultra Durable PCIe Armor」ではないが、グラフィックスカードにも対応。マルチグラフィックスは2-WayまでのAMD CrossFireXをサポートする |
ゲーミングマザーボードで重要なオーディオ回路には、Realtek「ALC1200」と、高級Hi-Fiシステムクラスの「WIMAコンデンサ」および「ニチコン製ファインゴールド」で構成される高音質回路を搭載する。さらにメイン基板から独立した「オーディオ・ノイズガード」設計を採用することで、メイン基板からのデジタルノイズの混入を抑え、クリアなサウンドを楽しめる。
オーディオコントローラRealtek「ALC1200」には、GIGABYTEおなじみのメタル製ノイズガードを搭載。この徹底したノイズ対策が、クリアなサウンドに一役買っている |
オーディオ回路に特に力を入れているGIGABYTE。「X570 AORUS ELITE」はエントリークラスに位置づけられる製品ながら、「WIMAコンデンサ」と「ニチコン製ファインゴールド」を採用する |
基板裏側から確認すると、メイン基板から独立した「オーディオ・ノイズガード」設計であることが確認できる |