エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.767
2019.08.19 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
リアインターフェイスはUSB3.2 Gen.2×2(Type-A/Type-C)、USB3.2 Gen.1×4、HDMI×2、DisplayPort×1、ギガビットLAN×1、ワイヤレスアンテナポート×2、オーディオ端子×3で、紛失の心配がない一体型I/Oパネル「Integrated I/O Shield」を採用する。
スペース的には余裕があるため、オーディオ関連のインターフェイスはもうひと頑張りして欲しかった。なお白色のUSBポートは、CPUやメモリのない状態でもUEFI BIOSをアップデートできる「Q-Flash Plus」に対応 |
残念ながら光オーディオ端子は非搭載で、アナログのオーディオ端子もこのクラスの製品としてはやや少ない。一方、ディスプレイ出力は3系統と豊富。またネットワークも有線LANに加え、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応無線LAN+Bluetooth 5.0カードを標準装備する充実した構成だ。
リア部の垂直M.2スロットには、Wi-Fi 6+Bluetooth 5.0に対応するワイヤレスカードを搭載。さらに大型のアンテナが付属する |
「デバイス マネージャー」を確認したところ、ワイヤレスカードは「Intel Wi-Fi 6 AX200」。ルーターさえ対応していれば最高2.4Gbpsの高速データ通信が可能だ |
外観チェックの締めくくりは、基板上に実装されているチップやコントローラなどをまとめて紹介していこう。
ギガビットLANチップは、CPUへの負荷が小さく安定性・信頼性に優れるIntel「I211AT」 |
I/OコントローラITE「IT8688E」 |
各種ピンヘッダ類は、グラフィックスカードと干渉しないように主に基板右端にまとめられている |
CPUクーラーやチップセットヒートシンクなどと干渉しないように、ローハイトのパーツが多数実装されている |
基板裏面のベースプレートには、マザーボードの強度を高める他、ケースの取り付けやすさを改善する効果もあるという |