エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.779
2019.09.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「Core i7-9700」シリーズの概要を把握したところで、ここからは画像によるチェックを進めていこう。対応するソケットは、コンタクトピン数1151本のLGA1151で、チップセットはIntel 300シリーズに対応。またパッケージは「Core i9-9900K」のような、プラスチック製の正十二面体ではなく、紙製ボックスのシンプルなものを採用している。なおサイズは、CPUクーラーが付属しない「Core i7-9700K」「Core i7-9700KF」が、実測約104×117×45mm、CPUクーラーが付属する「Core i7-9700」「Core i7-9700F」が実測約104×117×72mmだった。
「Core i7-9700」シリーズ計4モデル。基板のカラーやヒートスプレッダの形状に違いはなく、刻印以外はまったく同じ外観だ |
基板裏面を確認したところ。キャパシタの構成や位置なども同じで、外観から違いを判別することはできない |
第9世代Intel Coreシリーズでは、CPUダイとヒートスプレッダの接合材に、グリスではなくソルダリングを採用しており、冷却面では有利になったという |
対応ソケットは、コンタクトピン数1151本のLGA1151。なお対応チップセットはIntel 300シリーズのみで、Intel 200/100シリーズには非対応 |
「Core i7-9700」と「Core i7-9700F」には、プッシュピン固定式のCPUクーラーが付属する |
CPUクーラーの型番は共に「E97379-003」で同じだが、「Core i7-9700」(画像左)にはFoxconn製ファンが、「Core i7-9700F」(画像右)にはNidac製ファンが採用されていた |
ヒートシンクの形状は同じで、いずれも厚さ実測約20mmの総アルミニウム製 |
パッケージデザインも全モデル共通。ただし末尾に「F」が付くモデルには、グラフィックスカードが必要であることを示す「Discrete Graphics Required」の文字が印刷されている |
CPUクーラーが付属しない「Core i7-9700K」「Core i7-9700KF」は、背面に小窓のあるスリムパッケージを採用 | CPUクーラーが付属する「Core i7-9700」「Core i7-9700F」のパッケージには、トップに小窓が設けられている |