エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.779
2019.09.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
さて、ここからは3D関連のベンチマークテストを使い、グラフィックス性能を中心にチェックしていくことにしよう。まずは定番ベンチマークテスト「3DMark」の「Time Spy」および「Fire Strike」のスコアを見ていく。
マルチコアへの最適化が進んでいる「Time Spy」系のベンチマーク。「CPU score」は、「K」モデルと「無印」モデルで、「Time Spy Extreme」が約15%、「Time Spy」が約20%とかなり大きな差がついた。ただし、総合スコアはGPUの性能を図る「Graphics score」の影響が大きいこともあり、1%前後とごくわずかの差に収まっている。
続いて「Fire Strike」関連のスコアを確認すると、こちらはマルチコア(マルチスレッド)への最適化があまり進んでいないため、CPUの性能が重要になる「Physics score」の差は最大でも約3%に留まる。また総合スコアも「Graphics score」の誤差による変動のほうが大きく、スコアにあまり一貫性がない。