エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.781
2019.10.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて「HD Tune Pro 5.70」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていこう。
【Benchmark Read】 |
【Benchmark Write】 |
【FileBenchmark】 |
【Random Access Read】 |
【Random Access Write】 |
「Benchmark」については、Read/Writeとも全領域においてほぼフラットなグラフ。「File Benchmark」でも、スコアに大きなブレは見られず、TLC NANDフラッシュを採用するエントリーモデルながら安定性はなかなか優秀だ。またランダムアクセスは、Readが最高約32,700IOPS、Writeが最高約31,600IOPSで、こちらもSATA3.0(6Gbps)SSDとしては、十分な性能を発揮している。
最後に「ATTO Disk Benchmark 4.00」でもシーケンシャルアクセスの性能をチェックしておこう。
ATTO Disk Benchmark 4.00 |
読込は最高533MB/sec、書込は最高514MB/secをマークし、やはりSATA3.0(6Gbps)のインターフェイス限界に近いスコア。これ以上の性能を求めるならRAIDの構築や、NVMe SSDの導入を検討する必要がある。また64KB以降のデータサイズでは、スコアのブレもほとんどなく、「ATTO Disk Benchmark 4.00」については安定性にも大きな問題は見られない。