エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.801
2019.11.25 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Ryzen Threadripper 3960XとASRock「TRX40 Taichi」を使いPCを構築。簡単にそのパフォーマンスを検証していこう |
ここからはRyzen Threadripper 3960Xと、AMD TRX40チップセットを搭載したASRock「TRX40 Taichi」をベースにしたPCを構築し、気になるパフォーマンスを簡単に検証していこう。グラフィックスカードはASRock「Radeon RX 5700 XT Taichi X 8G OC+」で、CPUクーラーにはTDP500W以上を謳うオールインワン水冷ユニットENERMAX「LIQTECH TR4 II」を使用している。なお今回編集部に届けられた評価サンプルは、比較的初期段階のES品で、実際の製品とは若干挙動が異なる可能性があるとのこと。また比較対象として、以前計測を行ったRyzen 9 3900X/3950Xの結果も合わせて載せている。一部構成が異なるので、あくまで参考値だが、おおよその目安になるはずだ。
「タスク マネージャー」の結果。SMT機能に対応するため、論理プロセッサは48基。また各キャッシュも正しく認識できている |
「CPU-Z 1.90.0」の結果。製造プロセスは7nmで、こちらも24コア/48スレッドとして正しく認識できている |
シングルスレッド処理時は最高で4.50GHzまでクロックが上昇するのが確認できた | マルチスレッド処理時はすべてのコアが4.00~4.025GHzで推移する |
メモリはネイティブ3,200MHz駆動のCFD「W4U3200CM-16G」(16GB×2)を2セット使用した |