エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.803
2019.12.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
基板スペースの関係で、デュアルチャネル対応のDDR4×2本に制限されるメモリスロット。ただし、32GBの大容量モジュールをサポートするため最大容量は64GBと必要十分。またデジタル信号の品質を改善し、ノイズを軽減する独自メモリトレースレイアウト「OPTIMEM III」により、4,800MHzの高クロックメモリへの対応が謳われている。
片側ラッチのメモリスロット。中央には基板の歪みを抑えるメタルクリップが実装され、メモリの装着はスムーズに行うことができた |
独自メモリトレースレイアウト「OPTIMEM III」により、4,800MHzの高クロックメモリに対応 |
「UEFI BIOS Utility」には、1,333MHz~6,000MHzまでのメモリ設定が用意されていた |
拡張スロットはPCI-Express(x16)×1で、CPUに第3世代Ryzenシリーズを使えばPCI-Express4.0に対応する。またゲーミングPCではほぼ標準装備となる、大型のグラフィックスカードを想定し、スロットには周囲をメタルシールドで補強した「Safeslot」を採用する。
拡張スロットはPCI-Express(x16)×1のみ。「ROG Crosshair VIII Impact」には外部ディスプレイ出力がないため、必然的にグラフィックスカード専用になる |
大型のグラフィックスカードと干渉しないよう、スロットの下にあるUSBピンヘッダや「ASUS NODE」ピンヘッダは水平に配置されている |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)×4と、M.2×2(PCI-Express4.0/SATA両対応)を搭載。M.2はいずれもSO-DIMM風のスロットに装着するドーターカード「ROG SO-DIMM.2カード」により実現されており、ヒートシンクやイルミネーション、ラジエター用ファンコネクタなどの機能も搭載する。
「REPUBLIC OF GAMERS」のイルミネーションロゴを備えた「ROG SO-DIMM.2カード」。全高は実測78mmだった |
両面にアルミニウム製のヒートシンクを備え、発熱の大きいNVMe M.2 SSDを搭載した場合でもサーマルスロットリングを抑えることができる |
M.2 SSDのフォームファクタはM.2 2230/2242/2260/2280に対応 | 片面には、M.2スロットの他、アドレサブルRGB LED用の5V/3pinコネクタと、ラジエター用の2基の4pinファンヘッダを実装 |
PCI-Express(x16)スロットの直上に設置された「ROG SO-DIMM.2カード」スロット。「SO-DIMM.2」のメタルプレートがあるため、通常のSO-DIMMは装着できないようになっている |
SATA3.0(6Gbps)コネクタは垂直配置×2、水平配置×2の計4ポート |