エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.805
2019.12.06 更新
文:撮影・松野 将太
本製品はカジュアルユーザー向けということで、製品レビューの前に、メモリの取り付けやXMPの適用といった基本について一度おさらいしておこう。
一般的なIntel Z390マザーボードやAMD X570マザーボードのメモリスロットは2本または4本。メモリスロットの番号は、CPUソケットに近い画像奥側から順に「A1」「A2」「B1」「B2」が割り振られている |
Intel Z390マザーボードやAMD X570マザーボードなど、メインストリーム帯のマザーボードを使用する場合、メモリスロットは2本または4本あるのが一般的だ。メモリスロットには番号が割り振られており、一般的なマザーボードではCPUソケットに近いほうから「A1」「A2」「B1」「B2」となっている。「CFD Gaming CX1」のような2枚組メモリの場合、デュアルチャネル動作させるために2枚のメモリをスロットに差し込むわけだが、メモリスロットが4本ある場合、マザーボードの優先スロットに装着するのがベターだ。
「A2」と「B2」スロットにメモリを挿した状態。隣り合ったスロットを使わず、ひとつ空けて装着するのが基本 |
優先スロットがどこに割り振られているかはマザーボードのマニュアルで確認できるが、メインストリーム帯では基本的に「A2」と「B2」が優先スロットであると覚えてしまっても良いだろう。とはいえ筆者の経験上、「A1」と「B1」スロットにメモリを挿してもデュアルチャネル動作しなかったことはないので、最低限「2枚組の場合、隣り合ったスロットは使わない」ということだけは覚えておきたい。
「A1」と「B1」スロットにメモリを挿しても、基本的にはデュアルチャネル動作する。これで不調なら、スロットを変えたりしてみるのもいいだろう |