エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.809
2019.12.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、画像による検証を進めていこう。厚さ7.0mmのスリムな2.5インチ筐体はアルミニウム製で、重量は実測36.9gの超軽量級。またケースの表面には製品ロゴとタイルパターンが描かれたシールが、底面部には型番やシリアルナンバーが記載されたシールがそれぞれ貼り付けられていた。
エントリーモデルで主流のプラスチックではなく、アルミニウム製のはめ込み式筐体を採用 |
底面部には型番やシリアルナンバー、製品名などが記載されたシールを貼り付け |
重量は公称値(37g)とほぼ同じ36.9gの超軽量級。2.5インチHDDを搭載しているノートPCなら、60g前後の軽量化が可能になる計算だ |
はめ込み式のカバーを台座から外して内部構造を確認。実測で幅が65mm、長さが42mm(コネクタ部含む)のコンパクト基板を採用 |
外観のチェックが一通り完了したところで、続いてアルミニウムのカバーを台座から外して、内部構造をチェックしていこう。コントローラは、2Dおよび3DのSLC/MLC/TLC NANDフラッシュをサポートするPhison「PS3111-S11T」で、DRAMキャッシュは非搭載。またNANDフラッシュは480GBモデルが2枚、120GBと240GBモデルには4枚搭載されていた。
カバーだけでなく、基板の固定もはめ込み式。「KLEVV NEO N400 SSD」では一切ネジが使われていなかった |
480GBモデル「K480GSSDS3-N40」の基板を確認したところ、表面には1枚のNANDフラッシュのみ搭載 |
裏面には1枚のNANDフラッシュとコントローラを搭載 |
コントローラは、SATA3.0(6Gbps)に対応するPhison「PS3111-S11T」。DRAMキャッシュが不要なことから、最近のエントリーモデルでは採用例が多い |
NANDフラッシュはMicron製3D TLC「IA7BG63AVA」を2枚搭載 | インターフェイスは標準的なSATA 9pinとSATA電源15pin |
120GBと240GBモデルでは、コントローラはPhison「PS3111-S11T」だが、NANDフラッシュはいずれも裏表各2枚計4枚搭載されていた |