エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.809
2019.12.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
【Benchmark Read】 |
【Benchmark Write】 |
【FileBenchmark】 |
【Random Access Read】 |
【Random Access Write】 |
「Benchmark」については、Read/Writeに関係なく430MB/sec前後でフラットなグラフ。「FileBenchmark」でもブレはほとんどなく、転送は安定している。また「Random Access」はWriteの512byteがやや苦手なのを除けば、特に気になるところはない。
ATTO Disk Benchmark 4.00 |
「ATTO Disk Benchmark 4.00」は、読込が最高533MB/sec、書込は最高512MB/secで、「K480GSSDS3-N40」に準ずるスコア。ここまでの結果を見る限り、圧縮率が低く、かつ8GBを超える大容量データというかなり限られた条件を除けば、120GBモデルの「K120GSSDS3-N40」でも安定したパフォーマンスが期待できる。
SATA3.0(6Gbps)SSDでは、最廉価帯に位置づけられる「KLEVV NEO N400 SSD」だが、最高性能はシーケンシャルアクセスが500MB/sec以上。ランダムアクセスも最低で68,000IOPS、条件によっては100,000IOPSに迫るパフォーマンスを発揮した。8GiBを超えるデータでは、書込を中心にスコアが落ち込むことがあるが、一般のPC作業でこれほど巨大なデータを扱うことはまれ。多くのユーザーにとっては大きな問題にならないはずだ。
SATA3.0(6Gbps)SSDの中でも安価な「KLEVV NEO N400 SSD」 |
さらにSSDの優れた耐振動性を活かし、ポータブルストレージを自作してみるのも面白い。データの持ち運びにUSBメモリや、ポータブルHDDを使っているなら、そのパフォーマンスに必ずや満足することだろう。
協力:ESSENCORE(KLEVVブランド)