超ショート基板を採用する「RD-RX550-E2GB/OC」

玄人志向「RD-RX550-E2GB/OC」　実勢価格税込7,500円前後（2020年1月現在） 製品情報（玄人志向）

最後のひとつは、今回唯一のフルハイトモデル「RD-RX550-E2GB/OC」だ。GPUには、製造プロセス14nm、Polaris 12アーキテクチャのローエンドAMD「Radeon RX 550」を搭載。またカード長が実測145mmとフルハイトモデルながら非常に短いのも特徴だ。

主なスペックはストリームプロセッサ数512基、コアブーストクロック1,190MHz、メモリクロック6,000MHz、メモリバス幅は128bitで、GDDR5 2GBのビデオメモリを搭載。VGAクーラーはセミファンレス対応の2スロットアクティブクーラーで、出力インターフェイスはHDMI×1、DVI-D×1、DisplayPortx1の3系統を備える。

バスインターフェイスはPCI-Expres3.0（x8/x16形状）、補助電源コネクタは不要。なお消費電力は公表されていないが、リファレンスモデルの公称値は50W。今回のグラフィックスカードの中では最も消費電力の大きいモデルになるはずだが、実際の差については後半のテストセッションで明らかにしていく。

2スロット占有のシングルファンクーラーを搭載。ヒートシンクサイズに余裕があるため、セミファンレス機能にも対応する

カード長は実測で145mmしかなく、2スロットのフルハイトに対応するPCケースなら確実に搭載できる

今回の製品の中では最も消費電力が大きいはずだが、補助電源コネクタは不要	出力インターフェイスはHDMI、DisplayPort、DVI-Dの3系統

コネクタの形状はx16だが、バスインターフェイスはPCI-Express3.0（x8）接続になる