エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.818
2020.01.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
画像による検証を一通り終えたところで、ここからは「4X4 BOX-V1000M/JP」の実動チェックを進めていこう。今回の評価サンプルには、KingstonのDDR4 SO-DIMMメモリ「KVR24S17S6/4」(4GB/2,400MHz)が2枚と、同じくKingstonの2.5インチSATA3.0(6Gbps)SSD「U-SC180S37/256GJ」(256GB)が搭載済み。OSもWindows 10 Proがインストールされた状態だったため、そのままテストを行うことにした。
Ryzen Embedded VシリーズはSMT(Simultaneous Multi Threading)機能を搭載するため、OSからは8つの論理コアが認識されている |
「CPU-Z 1.91.0」の結果。対応する拡張命令機能は、最新の第3世代Ryzenシリーズと大きな違いはなかった | メモリクロックは2,400MHzで、デュアルチャネルで動作していることが確認できた |
シングルスレッド処理時は最高3.60GHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時はおおむね2.90GHzで動作 |
GPUは8コアのRadeon Vega 8 Graphicsで、メモリクロックはメインメモリを共有するため2,400MHzで動作する |
コンシューマ向け製品では珍しい、BIOS風のレガシーインターフェイスを採用する制御プログラム |
CPUやチップセット、ネットワークなどオンボード機能の設定をする「Advanced」タブ | CPUやマザーボードの温度、ファンの回転数などをリアルタイムに確認できる「H/W Monitor」タブ |
起動時のパスワードなどセキュリティ関連の設定をする「Security」タブ | 起動ドライブやNum Lockなどの設定をする「Boot」タブ |