強化ガラス製サイドパネルとPSUカバー（シュラウド）

外装パネルの要所となるのが両側面の強化ガラス製サイドパネルだ。フロントパネル同様、多少色味がかった4mm厚製で、どの辺も均等ではないカットでデザインされている。

また両側面の下部のスカートはスチール製のPSUカバーで、リンクスインターナショナルの製品サイトによると、ケーブルが密集する電源周りを遮蔽する「PSUシュラウド」として紹介されている。

4mm厚の強化ガラス製サイドパネル。出荷時は保護シートが貼り付けられている	ホワイト塗装のPSUシュラウド。右側には「Striker」、左側には「Antec」のロゴをデザイン

電源ユニット（ボトムマウント）の両側面をカバーし、配線を隠す役割を果たしてくれる

強化ガラス製サイドパネルは四隅をネジ留め（青丸部）。PSUシュラウドは4本のピンをシャーシ側のゴム（橙丸部）に挿し込むツールフリー式を採用

リアパネルデザイン

本体背面に回り込み、リアパネルを見る。とは言え、オープンフレーム型PCケースにリアパネルはなく、単に”リア面のチェック”が正確だろう。一般的なPCケースのように、マザーボードのバックパネルや電源ユニットマウント用の開口部はなく、何層にもプレートが装着されているようにも見える。正直な所、どうなっているのかよく分からない。

ボトムパネルデザイン

次にボトム面を見るべく、リア面を下に本体を立ててみた。こちらも一般的なパネルと呼ばれるものとは違い、大きな開口部のあるプレートがシャーシに固定されている。後ほど解説するが、ここは電源ユニットの搭載スペースで、冷却ファンを下向きにマウントするようになっている。