エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.828
2020.02.10 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
筐体のサイズ感は15.6型のゲーミングノートPCとしては一般的。ブラックのボディと、天面に配置されたグリーンの独自ロゴがよく目立つ |
ここからは、「Alpha 15」を開封し、外観をチェックしていこう。筐体はブラック一色のカラーで、一目でゲーミングPCと分かる重厚感のある仕上がり。このシリーズ独自の特徴としては、MSI製のノートPCではおなじみのドラゴンのロゴがどこにも刻印されておらず、代わりに鳥をイメージしたシリーズオリジナルロゴが刻印されている点が挙げられる。なお、冷却機構としては7本のヒートパイプと2基のファンを活用する強力なシステム「Cooler Boost 5」を採用しており、長時間のゲームプレイ時にも安定した動作が可能としている。
左側面にはUSB3.2 Gen.1 Type-Aポート2基とSDカードリーダー、電源コネクタを配置 | 右側面にはインターフェイスが多く、有線LANコネクタ、HDMI端子、MiniDisplayPort端子、USB3.2 Gen.1 Type-Aポート、USB3.2 Gen.1 Type-Cポート、ヘッドホン出力、マイク入力が用意されている |
ワシやタカのような猛禽類が翼を広げる姿をイメージした独自のロゴ |
本体前面や背面には特にコネクタ類は用意されていない。大型クーラーを搭載しているため、背面には大きめの通気口が配置されている |
本体底面。こちらも通気口が大きく取られており、冷却への注力ぶりが伺える |
「Cooler Boost 5」のイメージ図。合計7本ものヒートパイプを配し、左右に分けて配置されたブロワーファン2基を接続。CPUやGPUが最大のパフォーマンスを発揮できるよう、熱を分散して効率よい冷却を行う |