エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.845
2020.03.28 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ラジエターとウォーターブロックはスリーブ付きゴム製チューブで接続。クーラント液も注入済みのためメンテナンスフリーで使用することができる |
製品の概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられた評価サンプルをパッケージから取り出し、ASUS「ROG Strix LC 360 RGB」の外観をチェックしていこう。ベースとなるパーツは、ポンプ一体型のウォーターブロックと、360mmサイズのラジエターというオールインワン型水冷ユニットではおなじみの構成。それぞれは長さ380mmのスリーブ付きゴム製チューブで連結。もちろんあらかじめクーラント液も注入されており、購入してすぐに使い始めることができる。
オールインワン型水冷ユニットでは珍しい上開き方式のパッケージ。各種パーツは紙製の緩衝材に整然と配置されている |
ウォーターブロックは直径80mm、高さ45mの円柱型で、ミラー風の美しいNCVMコーティングを施したトップカバーには、「Aura Sync」対応のアドレサブルRGBを内蔵した「ROGロゴ」がデザインされている。またメタル製のマウンティングブラケットは着脱式で、Ryzen Threadripperに付属するブラケットへの交換も可能だ。
ウォーターブロックのトップには、NCVMコーティングを施した「ROGロゴ」がデザイン。アドレサブルRGB LEDも内蔵され、起動時には美しく発光する |
ウォーターブロックのアドレサブルRGB LEDを制御するためのmicroUSBコネクタ | ウォーターチューブは角度を調整できるため、取り回しが楽に行える |
丸形の銅製受熱ベースにはあらかじめサーマルグリスが塗布されていた |
ポンプユニットの電源コネクタは4pin PWM。なおASUS製マザーボードにはCPUクーラー向けに「CPU_FAN」「CPU_OPT」「AIO_PUMP」の3種類のコネクタが用意されているが、PWM制御する場合は「CPU_FAN」または「CPU_OPT」に接続する |
「Q-Fan Control」でポンプユニットの回転数を確認したところ、22%で830rpm前後、100%で2,700rpm前後だった |