エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.848
2020.04.04 更新
文:/撮影・pepe
ASUSの「TUF GAMING」シリーズはツールレス設計を採用しており、組み立てはアーム下部にスタンドの突起を合わせ、裏面の手回しねじを固定するだけで組み立てることができる。別途ドライバーの必要もなく、パッケージ開封からおおむね3分で完成する手軽さだ。
アーム下部の穴にスタンドの突起を合わせ、手回しねじを締めたら完成する |
付属品は専用ACアダプタとACコード、DisplayPortケーブル×1、HDMIケーブル×1となっている。オーバークロックによるリフレッシュレート280Hzの高速描画が可能になるのは、付属のDisplayPortケーブルで接続した場合のみ。また2つのHDMIポートは、PCだけでなくコンシューマゲーム機や周辺機器の接続に使用できるため使い勝手が良い。なおHDMIポートのリフレッシュレート上限は240Hzだ。
付属品はACアダプタとACコード、DisplayPortケーブル×1、HDMIケーブル×1 | 入力インターフェースは、DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×2の2系統に対応、右端のUSBはメンテナンス用のため使用しない |
組み立てが完了したところで「TUF GAMING VG279QM」の外観をチェックしていこう。全体的にシンプルでイルミネーション等の機能は無く、背面は通気口のカット、アーム部分にあしらった「TUF GAMING」ロゴがさりげなくデザインされている。背面向かって左側にOSD制御用のスイッチ、右側下部に防犯用のケンジントンロック、アームの下部は配線をまとめるケーブルマネジメント用のホールが用意されている。
イルミネーション等の機能はなくシンプルな外観 |
背面向かって左側にはOSD制御用のスイッチ、右側には防犯用のケンジントンロックを備える |
アーム下部にはケーブルマネジメント用のホールがある |
「TUF GAMING」シリーズではおなじみ、人間工学に基づいたエルゴノミックデザインによる調整範囲の広さも健在だ。前後画面角度を調整するチルト角は+33°~-5°、アーム上をスライドするエレベータ昇降130mm、アームとスタンドの勘合部分を軸に左右90°回転するスイベル、縦方向に液晶パネルを90°回転させるピボットは左右どちらからでも回転可能で、PC本体の設置場所にかかわらずケーブル取り回しの自由度が高い。
前後の画面角度を調整するチルト角は+33°~-5° |
アーム上をスライドするエレベータ昇降は上下に130mm |
アームとスタンドの勘合部分を軸に左右90°回転するスイベル |
縦方向にディスプレイを90°回転させるピボット |