エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.853
2020.04.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
概要を把握したところで、ここからは編集部に届けられたサンプルを開封して、画像によるチェックを進めていこう。フォームファクタは現行最も一般的なM.2 2280で、片面実装デザインを採用。また前述の通りコントローラはPhison「PS5012-E12S」で、NANDフラッシュにはMicron製3D QLC「N28」を採用する。
なおメーカーによっては、その時の状況に合わせて搭載するNANDフラッシュを変えて出荷することもあるが、「EG1VNE」シリーズでは購入時期に関わらず「同じ性能・品質を提供できるよう変更することはない」とのこと。
1TBモデル「CSSD-M2M1TEG1VNE」は、表面にコントローラ、4枚のNANDフラッシュ、1枚のキャッシュメモリを搭載 |
読込最高3,450MB/sec、書込最高3,150MB/secまで対応するPhison「PS5012-E12S」。製造プロセスはTSMC 28nmで、先代「PS5012-E12」からはチップ面積が約45%削減されている |
NANDフラッシュには、Micron製96層3D QLC「N28」こと「IA5BG67AWA」を採用 | DDR3Lキャッシュメモリは、Kingston製 |
500GBモデル「CSSD-M2M5GEG1VNE」は、表面にコントローラ、2枚のNANDフラッシュ、1枚のキャッシュメモリを搭載 |
NANDフラッシュには、Micron製96層3D QLC「N28」こと「IA5BG66AWA」を採用 | 512GBモデルのDDR3Lキャッシュメモリは1TBと同じKingston製だった |
いずれのモデルとも裏面は製品シールのみの片面実装。干渉の心配がないため、デスクトップPCはもちろん、ノートPCやNUCなどのコンパクトPCにもオススメだ |