エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.862
2020.05.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは、実際のゲームを想定したベンチマークソフトでのチェックを実施していく。まずは人気MMO RPGの最新アップデート版「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」公式ベンチマークテストの結果をみていこう。
いずれの解像度でもRyzen 9 3900Xがトップで、それに続くのがRyzen 7 3700XとCore i9-9900K。ただし、フルHDのCore i9-9900Kを除けば、いずれもその差はごくわずかしかなく、同等レベルと言って差し支えないだろう。それでいて消費電力は約20Wも低いRyzen 7 3700Xが、ワットパフォーマンス的には最も優れている。
続いてRPGながら重量級のゲームとして知られている「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のスコアをチェックしていこう。
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」では、グラフィックスカードの性能が重要なようで、いずれの解像度でもスコアはほぼ横並び。CPUの違いによる差はでなかった。また消費電力についても、ややRyzen 9 3900Xが高めだが、それ以外の5モデルについてはほぼ誤差の範囲にとどまっている。