エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.868
2020.05.14 更新
文:/撮影・pepe
基本構成および搭載パーツの詳細確認を終えたところで、いよいよベンチマークテストに入ろう。今回テストする評価機「SGI79700KA1Z250TMD」は、オプションとしてグラフィックスカードにGeForce RTX 2060 SUPER(GDDR6 8GB)を搭載している。
「CPU-Z 1.91.0」でCPUを確認 | メモリはTeam Group製のDDR4-3200MHz 16GB(8GB×2枚)構成、XMPによって3200MHzで駆動、動作電圧は1.35V |
はじめは定番のCGレンダリングソフトである「CINEBENCH R20/R15」を使い、CPUの基本性能をチェックしていこう。
「CINEBENCH R20」はシングルコアが502pts、マルチコアが3,578pts、「CINEBENCH R15」はシングルコアが210cb、マルチコアが1,554cbとなり、Intelらしいシングルコア性能の高さを見せつける。特に高クロックな処理を要求するゲーミング用途においては高いパフォーマンスを発揮するだろう。
「CrystalDiskMark 7.0.0」を使用して、NVMeに対応するWestern Digital「WDS250G3X0C-00SJG0」の1GiBから64GiBまでデータサイズごとにシーケンシャルおよびランダム性能を測定した。
WDS250G3X0C-00SJG0【1GiB】 | WDS250G3X0C-00SJG0【2GiB】 |
WDS250G3X0C-00SJG0【4GiB】 | WDS250G3X0C-00SJG0【8GiB】 |
WDS250G3X0C-00SJG0【16GiB】 | WDS250G3X0C-00SJG0【32GiB】 |
WDS250G3X0C-00SJG0【64GiB】 |
シーケンシャル読込は全データサイズで3,100MB/secを超える安定した性能を発揮、シーケンシャル書込はデータサイズ2GiBで約2,100MB/secをピークとして、データサイズが大きくなると減少傾向にある。しかしながらゲーミング用途において不足はなく、ランダムアクセス性能について高速で快適なパフォーマンスを実現していると言える。