エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.878
2020.06.09 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応で、DDR4x2本、最大64GBまでの容量を搭載できる、Mini-ITXフォームファクタのモデルとしては一般的な構成だ。動作クロックはDDR4-4400までサポートされ、小型ながら高クロックメモリを搭載できる。
2本のDDR4メモリスロットは両ラッチ仕様 |
電源コントローラはGStek「GS9271」 |
ストレージインターフェイスは、PCI-Express3.0(x4)/SATA3.0(6Gbps)両対応のM.2スロット1基に加え、SATA3.0(6Gbps)コネクタを4つ搭載。M.2スロット自体は基板裏面に配置されており、ヒートシンクは非搭載なものの、組み込む環境次第では導入が可能かもしれない。
基板裏面のM.2スロット。サイズは2280のみ対応で、スペーサーとネジは出荷時に据え付けられている | SATA3.0(6Gbps)コネクタは4つまで利用できる |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)スロット1基のみで、マルチグラフィックスには対応しない。スロット自体は金属補強を施した「IRON SLOT PROTECTION」仕様だ。Mini-ITXマザーを活用した自作PCでは比較的小さめのグラフィックスカードを利用する機会も多いと思うが、重量級カードの搭載時にも安心感があるのは嬉しい。
スロットまわりを金属補強した「IRON SLOT PROTECTION」仕様の拡張スロット |