エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.880
2020.06.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは、デュアルチャネル対応のDDR4×4本で、最大容量は128GB、メモリクロックは最高4,733MHzまでの対応が謳われている。またコンタクトピンは腐食に強い「15μゴールドコンタクト」を、電源回路には、コア損失を70%低減した「プレミアムメモリ合金チョーク」を搭載する。
メモリスロットはCPUソケット側からDDR4_A1/A2/B1/B2の並び。2枚で運用する場合はA2/B2スロットの使用が推奨され、ECCメモリにも対応する |
UEFI BIOSにはDDR4-1866~6000までのメモリクロック設定が用意されていた |
今回は3,600MHz駆動のオーバークロックメモリを使用したが、プロファイルを読み込むだけで安定動作させることができた |
ストレージインターフェイスは、PCI-Express4.0(x4)対応の「Hyper M.2」の他、M.2×1、SATA3.0(6Gbps)x6を搭載。さらにM.2スロットには、いずれも専用ヒートシンク「M.2 Armor」が標準装備され、サーマルスロットリングを解消し、常に安定したパフォーマンスが期待できる。
PCI-Express4.0対応の「Hyper M.2」専用ヒートシンク。裏面にはSSDと密着するようサーマルパッドが貼り付けられていた |
「Hyper M.2」のフォームファクタは2230/2242/2260/2280。なおSATA3.0(6Gbps)には非対応 |
下段の「M.2」スロット専用ヒートシンクは、チップセットヒートシンクカバーと一体型 |
「M.2」スロットのフォームファクタは2230/2242/2260/2280/22110。インターフェイスはPCI-Express3.0(x2)またはSATA3.0(6Gbps) |
上段の「Hyper M.2」に「PG3VNF」シリーズを搭載したところ。転送モードは「PCIe 4.0 x4」で認識 | 下段の「M.2」に「PG3VNF」シリーズを搭載したところ。転送モードは「PCIe 3.0 x2」に制限される |
SATA3.0(6Gbps)ポートはすべて水平配置。RAIDレベルは0/1/10をサポートする |
拡張スロットは、PCI-Express4.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express3.0(x1)x2、ワイヤレスカード用のM.2 Key-E(M.2 2230)×1を備え、マルチグラフィックスはAMD CrossFire Xに対応する。また上段のPCI-Express4.0(x16)スロットには、これまでよりアンカーポイントを増やし、ラッチ部分も強化したメタルスロット「Reinforced Steel Slot」を採用する。
PCI-Express3.0(x1)スロットはいずれもエッジフリーのため、ロングタイプの拡張カードも搭載可能 |
PCI-Express4.0(x16)は、輸送中にグラフィックスカードが脱落しないよう、ラッチ部分を強化したメタルスロット「Reinforced Steel Slot」。またコンタクトピンには、「15μゴールドコンタクト」を採用 |
ワイヤレスカード増設用のM.2 Key-E(M.2 2230)スロットも用意されている |