エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.885
2020.07.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは実際に、MSI「MEG Z490I UNIFY」をベースにしたPCを組み上げ、実動チェックを進めていこう。検証用のCPUは、第10世代Intel Coreプロセッサの最上位Core i9-10900K(10コア/20スレッド/3.70GHz/ブースト時最高5.30GHz/キャッシュ20MB/TDP125W)で、冷却性能がボトルネックにならないよう、CPUクーラーには360mmラジエターを採用するオールイワン型水冷ユニットFractal Design「Celsius+ S36 Prisma」を使用した。またテストセッションの後半では、簡易的な手動オーバークロックも試してみることにした。
Core i9-10900KにはHyper-Threading機能が搭載されているため、OSからは20個の論理プロセッサを認識 |
シングルスレッド処理時はおおむね5.00GHzで動作 | マルチコアスレッド処理時は全コア4.80GHzで動作 |
Turbo Boost MAX 3.0によって、最高で5.30GHzまでクロックが上昇する | 「HWiNFO64」で確認をしてもマルチスレッド処理時はやはり全コア4.80GHzで動作する |
MSIの専用ユーティリティ「Dragon Center」を使えば、ドライバやユーティリティを常に最新の状態に保つことができる |
「Dragon Center」では、ピンヘッダに接続したアイテムや「Mystic Light Sync」対応デバイスのイルミネーションも設定できる |
イルミネーションの設定は、すべてのデバイスを同期する他、個別の設定も可能 |