エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.885
2020.07.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
「MEG Z490I UNIFY」に実装される制御プログラムは、MSIおなじみの独自UEFI「CLICK BIOS 5」だ。主要な情報や設定に1画面でアクセスできる「EZ Mode」と、より詳細な設定ができる「Advanced Mode」の2つのモードを備え、必要に応じてシームレスに切替可能。またファンヘッダごとに、細かく回転数を制御できる「Hardware Monitor」や、USBメモリを使い安全かつ簡単にUEFI BIOSをアップデートできる「M-Flash」、搭載しているパーツ、温度センサーの状態を素早く確認できる「Board Explorer」といった独自機能を備える。
「EZ Mode」では、1つの画面で主要な設定が可能。またマウスを使ってストレスなく設定ができるようUIも配慮されている |
ファンの回転数を制御する簡易ファンコントロール機能も備える |
「EZ Mode」と「Advanced Mode」の切り替えは「F7」キー、または上部のボタンでシームレスに行える |
「Settings」タブでは、UEFI BIOSの基本的な設定や、各種コントローラなどの有効・無効を設定できる |
SSDのデータを確実に消去する「Secure Erase +」(画像左)や、NVMe SSDチェック機能(画像右)などの独自機能も実装 |
詳細なチューニング項目が揃う「Overclocking」タブ。Mini-ITXながら堅牢な電源を備える「MEG Z490I UNIFY」なら、かなりピーキーなオーバークロックにも対応できるだろう |
CPU倍率は8倍~120倍まで設定可能 |
「Advanced CPU Configuration」では、Hyper-Threadingやアクティブコア数の他、各種リミット値などを設定できる | CPUだけでなく、メモリクロックやタイミングもギリギリまでチューニング可能 |
「M-Flash」を使えば、USBメモリから安全かつ簡単にUEFI BIOSをアップデートできる | 「CLICK BIOS 5」の設定はプロファイルとして保存・読込が可能 |
「Hardware Monitor」では、基板上の3基のファンコネクタ(CPU 1/PUMP 1/System 1)に加え、標準装備されるMOSFET冷却ファンの回転数を細かく制御できる |
「Board Explorer」では、搭載しているパーツだけでなく、マザーボード上の温度センサーの数値もリアルタイムに把握できる |