エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.891
2020.07.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからはパッケージからSSDを取り出し、画像による検証を進めていこう。500GBモデル、1TBモデルとも基板デザインは片面実装で、主要なパーツはコントローラ、キャッシュ用DRAM、2枚のNANDフラッシュというシンプルな構成。ちなみに、キャッシュ用DRAMもMicron製が採用され、SSDでは珍しいオールインハウス仕様だった。
NVMe M.2 SSDでは一般的なM.2 2280フォームファクタを採用。また基板表面には「Crucial」と「P5」のロゴがデザインされたシールが貼り付けられていた |
基板裏面はプロダクトシールのみ。主要なパーツは一切実装されておらず、省スペースPCのように、2層構造のM.2 スロットでも干渉することはない |
基板表面のシールを剥がしたところ。主要パーツの他、抵抗類が多数搭載され実装密度はかなり高い |
ダイ部分にメタルプレート備えるMicron製NVMe M.2 SSDコントローラ。詳細なスペックなどは明らかにされていない |
1TBモデルのNANDフラッシュは96層3D TLC NAND「MT29F4T08EQLCEG8-R」(NW969) |
キャッシュメモリは容量1GBのLPDDR4-4266「MT53D512M16D1DS-046」(D9ZCM) | 主要パーツの他、おそらく電源管理用と思われるチップも搭載されていた |
500GBモデルのNANDフラッシュは96層3D TLC NAND「MT29F2T08EQHBFG8-R」(NW972) | キャッシュメモリは1TBモデルと同じ「MT53D512M16D1DS-046」(D9ZCM)を搭載 |