エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.891
2020.07.18 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは1TBモデル「CT1000P5SSD8JP」をPCに組み込み、その気になるパフォーマンスをチェックしていこう。テスト用のPCには、Intel Z390チップセットとCore i9-9900Kを組み合わせたハイエンドPCを用意。ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」「CrystalDiskMark 7.0.0」「HD Tune Pro 5.75」「ATTO Disk Benchmark 4.00」の4種類で、OS、ドライバ、ベンチマークテストをインストールしたシステム用SSDを別途用意している。
まずはランダムアクセスがより高速な1TBモデル「CT1000P5SSD8」のパフォーマンスから確認していこう |
まずは「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」を使い、基本的なパフォーマンスをチェックしていこう。
【AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776:総合ベンチマーク】 |
【AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776:Compression-Benchmark】 |
「総合ベンチマーク」は、もともとスコアが低めに出るシーケンシャルアクセスでも読込約2,500MB/sec、書込約2,200MB/secを記録。そしてランダムアクセスは読込が約1,480MB/sec、書込は2,000MB/secを超える優秀な結果。総合スコアも5,000ポイントを超え、PCI-Express3.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDの中ではトップクラスのパフォーマンスを発揮する。
また「Compression-Benchmark」は、読込・書込ともグラフの形状は波型になった。何度かテストを繰り返したが、波型の位置は毎回異なるため、シーケンシャルアクセスについては圧縮率の影響はないようだ。