エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.893
2020.07.28 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
キオクシア「EXCERIA SSD」シリーズ250GBモデル「SSD-CK250N3/N」 実勢売価税込6,000円前後(6月30日発売) 製品情報(キオクシア/バッファロー) |
「EXCERIA SSD」シリーズは、「EXCERIA PLUS SSD」の下位に位置づけられるスタンダード向けNVMe M.2 SSD。こちらもフォームファクタはM.2 2280で、容量は250GB、500GB、1TBの3モデルがラインナップする。
今回編集部に届けられた250GBモデル「SSD-CK250N3/N」は、片面実装デザイン。裏面には型番や容量などが記載されたシールのみ貼り付けられていた |
インターフェイスはPCI-Express3.0(x4)/NVMe 1.3c、コントローラはキオクシアオリジナルICで、NANDフラッシュには3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH TLC」を採用。またミドルレンジ以下のSSDでは、最近省略されることが多いDRAMキャッシュだが「EXCERIA SSD」にはしっかりと実装されていた。
カラーはブラックとオレンジに変更されているが、パッケージサイズは「EXCERIA PLUS SSD」と同じ、実測幅117mm、高さ90mm、厚さ18mm |
公称スペックは、今回検証する250GBモデルがシーケンシャル読込1,700MB/sec、書込1,200MB/sec、ランダム読込200,000 IOPS、書込290,000 IOPS。それ以外の2モデルはシーケンシャル読込1,700MB/sec、書込1,600MB/sec、ランダム読込350,000 IOPS、書込400,000 IOPS。NVMe M.2 SSDとしては、ミドルレンジというよりはエントリークラス寄りの製品だが、SATA3.0(6Gbps)SSDからのアップグレードなら十分その違いを体感できるだろう。
本体サイズは幅22.15mm、奥行き80.15mm、高さ2.23mm、重量は6.0g(250GB)/6.9g(500GB/1TB)。製品保証は5年間。
コントローラはKIOXIA「TC58NC1202GST-01-BB」 |
NANDフラッシュは、容量128GBの「BiCS FLASH TLC」を2枚実装 | キャッシュはSK HynixのDDR4-2400 512MBメモリ「H5AN8G6NCJR-VKC」を1枚搭載 |