エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.902
2020.08.19 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
拡張スロット。最下段にあるのがPCIスロットだ |
拡張スロットはPCI-Express4.0(x16)1本、PCI-Express3.0(x16)1本、PCI-Express3.0(x1)3本に加え、PCIスロット1本を用意。ただし、PCI-Express3.0(x16)スロットはx4動作となるため、グラフィックスカードなどを利用する場合はPCI-Express4.0スロットを利用しよう。マルチグラフィックスには非対応だ。また、PCI-Express(x16形状)スロットはいずれも金属補強を施したセーフスロット仕様となっている。余談だが、最下段のPCIスロットはそもそも端子の形状が異なるため、PCI-Express規格のカードを挿しこむことはできない。
最上段のPCI-Express4.0(x16)スロット。スロット部分はトレンドの金属補強が施されている | 中段のPCI-Express3.0(x16)スロットはx4で動作。PCIスロットとはそもそも端子の形状が異なるため、互いに互換性はない |
オーディオ回路には、7.1チャンネル対応のRealtek「ALC1150」を採用。SN比は115dBで、同社製の高級オーディオチップ「ALC1220」よりは一段落ちるものの、比較的優れた音質を実現できる。
「B550GTA」のオーディオ回路。カニのロゴが特徴的なRealtek「ALC1150」を採用する |
メインの基板から回路を分離させ、デジタルノイズを抑制している |
リアインターフェイス部には、プリマウント型のI/Oシールドを採用。有線LANポートはRealtek「RTL8125」による2.5ギガビットLANに対応し、USBポートはType-Cも含め計8つと十分な数が用意されている。また、映像出力としてDVI-D端子が用意されているなど、旧マシンからの乗り換えを意識したインターフェイス類も印象的だ。
リアインターフェイス。最近ではあまり見なくなったDVI-Dなど、旧マシンからの乗り換えを意識した構成 |
2.5ギガビットLANのコントローラーにはRealtek製の「RTL8125」を採用。現行モデルでは鉄板のチョイスだ |
24ピン電源コネクタ | I/Oシールド下にはDr.MOSやチョークコイル以外にも複数のチップが実装されている |
ASMediaのPCI-Expressレーンスイッチチップ「ASM1480」 | I/OコントローラはITE「IT8625E」 |
CMOSクリア用のピン | CPUソケット背面のバックプレート |
付属のマニュアルやケーブル類など |