エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.903
2020.08.21 更新
文:撮影・こまめ
同じく「3DMark Version 2.12.6949 64」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
やはりゲームやクリエイター向けソフトでフル活用できるほどの性能ではないが、内蔵グラフィックスとしては優秀だ。また前述のTime Spyと同様、メモリがデュアルチャネルで動作するとパフォーマンスが大きく向上する。16GB+16GBの組み合わせで42%もアップするとなれば、メモリ増設を前向きに考えるべきだろう。
「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の公式ベンチマークソフトでは、解像度を1,920×1,080ドットに設定してテストを行なった。
やや重い中量級のゲームのため、ベンチマークの評価は快適に楽しめるほどではなかった。しかしデュアルチャネルで動作させると、フルHDの標準品質で平均35FPSと家庭用ゲーム機レベルのパフォーマンスが出ている。解像度を落とせば、さらにFPSは向上するだろう。処理の軽いゲームであれば、そこそこ快適に楽しめるはずだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」よりも負荷の高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」でもテストを行なった。解像度は1,920×1,080ドットのフルスクリーンに設定している。
処理の重い重量級タイトルだけあって、16GBのシングルチャネルではすべて「動作困難」、デュアルチャネルだともっとも低画質の設定で「重い」との評価だった。解像度を下げても、ゲームをプレイすることは厳しいだろう。