エルミタ的「編集部で使ってみた」
2020.08.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
製品の概要を把握したところで、ここからは「MB840M2P-B」をパッケージから取り出し、画像によるチェックを進めていこう。変換アダプタ側のハウジングは側面がABS樹脂、通気孔を備えたトップカバーはメタル製。またアルミニウム製のトレイは、カバーの取り外しがワンプッシュのはめ込み式。SSDの固定が独自スライドロック式を採用しており、ツールレスでSSDを搭載・交換することができる。なお現時点では発売時期や価格は未定ながら、トレイ単体での販売も予定しているとのこと。
製品にはロープロファイルブラケットが付属。カード長は160mm、厚さも1スロットとコンパクトなため、拡張スロットさえあればほぼすべてのPCケースに対応する |
バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x4)で、PCI-Express3.0(x8/x16形状)スロットとの互換性もある | 基板の先端部分には、アクセスインジケータLEDと、PCケースのHDD LED用の2pinヘッダを搭載 |
基板先端のアクセスインジケータLEDは、アルミニウムトレイにあるクリアバーを通してリア側から確認することができる |
アルミニウムトレイは左側のラッチを押し込むとハウジングから引き出すことができる |
引き出したアルミニウムトレイ。カバーは“PRESS”と刻印された部分を軽く押すと簡単に外すことができる |
アルミニウムトレイのNVMe M.2 SSD搭載部分にはあらかじめサーマルパッドが貼り付けられている。 |
NVMe M.2 SSDの取り付けは、コネクタ部分のエッジとケースの突起部分をあわせて、独自スライドロックで固定するだけ。またトレイ自体がEMIグラウンドとして動作し、静電気による破損を防ぐ仕組み |
変換基板自体にも、アルミニウムトレイの放熱を妨げないよう通気孔が設けられている |