エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.904
2020.08.25 更新
文:/撮影・pepe
保護カバーを付けていないと、手に取るのも戸惑うほどに薄い |
保護カバーを取り外して側面から確認すると、最薄部がわずか5.1mm、最厚部でも11mmという、薄さの際立つ筐体デザインにあらためて驚かされる。各種インターフェイスは左右側面に分離され、左側面にはパワーボタン、OSDコントローラー、3.5mmヘッドホンジャック。右側面はminiHDMIポート、USB Type-Cポート×2を実装する。
インターフェイスは11mmの最厚部分に収まる様にレイアウトされている |
スペックは非公開だが本体下部にはスピーカーを搭載している。スピーカーのレイアウト上、設置面に塞がれるようになってしまうため抜けが良いとは言いにくいが、例えばスタンドを完全に折りたたむような使い方であれば問題ないだろう。用途に応じて3.5mmヘッドホンジャックと合わせて出力方法を選びたい。
本体下部、左右のゴム足の内側にスピーカーを搭載 |
前面はフレームレスデザインで三辺が黒縁を含め約6mm、下側は黒縁を含め約28mm程度、中央下部にはMSIロゴがあしらわれている。背面は中央上部にMSIのゲーミングロゴがあるが、他のゲーミングモデルと比較してもかなりシンプルなデザインであることがわかる。
エッジが処理された筐体は質感が高い |
保護カバーを含めた場合の重量は約1.28kgで、最大厚みは約16mm。さすがに重量1kgを切ることができなかったとは言え、衝撃やキズを防ぎつつスタンド機能も兼ねる保護カバーを含めて考えればむしろ軽量と言える。
マグネット内蔵のため総重量は増えてしまうが、別途キャリングケース等に入れる必要もない | 15.6型のノートPCと比較すると、3~6mm程度薄いといったところだろうか |
付属のケーブルは、USB Type-C to USB Type-Aケーブル×1、USB-C to USB-C(DisplayPort over USB-C)ケーブル×1、miniHDMI to HDMIケーブル×1で、長さはいずれも約1mとなっている。
電源供給専用のUSB Type-C to USB Type-Aケーブル | USB-C to USB-C(DisplayPort over USB-C)ケーブル |
miniHDMI to HDMIケーブル |
OSDの操作はできなくなってしまうが、フラットなデザインを活かしてノートPCと横並びで隙間なく合わせることもできる。ブラウザやオフィスアプリケーションを同時に表示させたまま作業するような用途にはぴったりだ。
付属のケーブルの長さは約1mのため、サイズの大きいノートPCの場合は注意が必要だ | 画面が隙間なく合わさり作業効率の高いマルチディスプレイ環境を手に入れることができる |