エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.905
2020.08.30 更新
文:/撮影・pepe
実際のゲームを想定したベンチマークとして、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を使用する。APIは「DirectX 11」、描画品質は“最高品質”、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を行った。
フルHDではスコア13,525、WQHDではスコア8,745、4K解像度ではスコア4,186を記録した。さすがに4K解像度では60FPSを大きく割ってしまうため快適なプレイは難しいが、フルHDおよびWQHD解像度はともに「非常に快適」を記録しており、最高品質設定においてもストレスなくゲームを楽しむことができる。
重量級の代表として「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」におけるベンチマークスコアをチェックしよう。描画品質は“高品質”、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を行った。
フルHDでは最高判定となるスコア5,438「やや快適」を記録、WQHDではスコア4,034「普通」、4Kではスコア2,302「重い」となり、API環境はDirectX 11でありながらその負荷はかなり高い。フルHDであればグラフィックスの設定で十分にプレイ可能だが、WQHD解像度以上では現実的ではないだろう。もちろん実際のゲームにも左右されるが、比較的「重い」とされるタイトルでは覚悟が必要かもしれない。
続いて人気バトルロイヤルFPS「フォートナイト」から、実際のフレームレートを確認していこう。グラフィックス設定を“最高”として、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を行った。
フルHD解像度では最小フレームレート71FPSを維持しており、非常に快適なプレイができると言っていいだろう。解像度が上がるにつれて負荷の高いシーンでのFPS落ち込みは顕著だ。解像度はフルHDとしてグラフィックス設定を調整するのがいいだろう。
こちらも人気のバトルロイヤルFPS「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」から、実際のフレームレートを確認する。グラフィックス設定を“ウルトラ”として、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)、WQHD(2,560×1,440ドット)、4K(3,840×2,160ドット)の3種類で計測を行った。
フルHDとWQHDでは共に最小フレームレートが60FPS以上あり、個別にグラフィックス設定を詰めればリフレッシュレート120Hz以上のディスプレイと組み合わせたハイスピードプレイが可能だ。4K解像度では高負荷時にフレームレートが落ち込むが、設定次第では60FPSを維持することも可能だろう。PUBGプレイヤーにとって最適なマシンとなっている。