ケーブルマネジメント機構 ～Antecの提案～

ケーブルマネジメント機構も立派なアピールポイントになる。製品サイトには、裏配線スペースの詳細が図解で紹介されており、特に「SUGGESTION OF CABLE MANAGEMENT」の見出しには、電源ユニットとPC構成パーツを接続するケーブルの配線図まで記されている。そもそもシステムの構成により、ユーザーが自由に配線すればいい事だが、設計思想にあった提案は大いに参考になるだろう。

エリア毎に記された裏配線スペース。フロント寄りが34.5mm、マザーボードの真裏が26.5mmとされる

主にATX12V電源ケーブルなどに便利なスルーホール	ボトムカバーにも3つのスルーホールが確認できる

マザーボード右側にコネクタが集中していることから、縦列のスルーホールは最も活躍する事になる。なおケーブルを保護するグロメットなどの用意はなかった

Antec「DF600 FLUX」の付属品総点検

一通りのチェックが完了したところで、「DF600 FLUX」の付属品を点検しておこう。袋に詰め込まれたネジは計5種類。ATXミドルタワーPCケースとしては、標準的な部類だろう。加えて配線に便利な結束バンドや、Antecのロゴ入り面ファスナーも付属している。なお図説マニュアルはAntecのサイトからPDFデータが入手可能。購入前の事前チェックにも役立つはずだ。

ミリネジ ※マザーボード固定用	スタンドオフ

インチネジ ※電源ユニット/拡張スロット用	冷却ファン固定用ネジ（フロント/トップ/リア）

逆回転ファン固定用ネジ	結束バンド

Antecロゴ入り面ファスナー	マニュアル

逆回転ファン（120mm）