エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.913
2020.09.22 更新
文:松野 将太/撮影:松枝 清顕
実際に、DDR4-3600対応メモリでどの程度性能が出るかを試すため、ここからは「Trident Z Royal」(F4-3600C14D-16GTRGB)を装着したAMD環境のテスト用PCで検証を実施していこう。テスト用PCは、CPUに「Ryzen 7 3700X」、マザーボードにASUSの「ROG STRIX X570-F GAMING」を使用した。
ちなみに「Trident Z Neo」「Ripjaws V」「Sniper X」の3枚はテストに使用していないが、X570プラットフォームに装着してのOSの起動やD.O.C.P.(XMP)の適用は、いずれも問題なく正常な動作を確認している。ただし、DDR4-3600は第3世代Ryzenの公式サポートクロックを超える仕様とあって、特にAMD B450など古めのチップセットでは正常に動作しない場合も多い。確実とは言えないが、メモリの購入前にはマザーボード公式サイトにあるQVLリストを確認するなど、動作がある程度保証された組み合わせを検討するといいだろう。
「Trident Z Royal」(F4-3600C14D-16GTRGB)を発光させた状態。LEDバーのダイヤモンドカットもあり、インパクトが凄い |
「Trident Z Neo」(F4-3600C14D-16GTZNB)の発光。「Trident Z RGB」よりもLEDが細かく分割されており、色が変わるパターンでは滑らかにカラーが変化する |
メモリの発光カラー・パターンは「Aura Sync」などのサードパーティー製アプリのほか、G.SKILLの独自アプリ「Trident Z Lighting Control」などから変更可能だ。他のパーツと連動させたい場合が多いと思うので、サードパーティー製アプリを使うのがおすすめ |