エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.925
2020.10.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、パッケージから取り出した「GeForce RTX 3070 Founders Edition」の外観をチェックしていこう。VGAクーラーには、実測85mmのラウンドファンを2基搭載。「GeForce RTX 3080 Founders Edition」と違い、いずれもカードの表面に実装されているが、バックプレートにはスルーホールが設けられ、前方のファンによってPCケースのリアファンから排気するエアフローを作り出す仕組みは同じだ。
「GeForce RTX 3080 Founders Edition」と違い、2基のファンはいずれもカードの表面に実装 |
冷却ファンはいずれも実測85mm口径のラウンドファンを搭載 |
VGAクーラーの表面は、ファンを搭載している部分を除き、ほぼ全面にヒートシンクが張り巡らされている |
バックプレートにはスルーホールを搭載。前方のファンによってPCケースのリアファンから排気するエアフローを作り出す |
カードサイズは長さ242mm、幅112mm、厚さ38mm(2スロット)で、このクラスのグラフィックスカードとしてはかなりコンパクト。重量も実測1,034gで、「GeForce RTX 3080 Founders Edition」からは300g以上軽量化された。さらに必要な補助電源コネクタも8pinx1(変換コネクタで12pinへの変換は必要)に変更され、コンパクトなゲーミングPCでも無理なく導入できるはずだ。
カードの長さ242mmで、標準的なATX/MicroATXマザーボードの幅とほぼ同じ |
重量は実測1,034g。決して軽いということはないが、バックプレートの剛性も高く、VGAサポーターがなくても自重で基板が曲がる心配はないだろう |
カードの厚さは実測38mmで、2スロットを専有する |
側面カバーには“GEFORCE RTX”のロゴをデザイン。ただし、ホワイトLEDによるイルミネーション機能は省略された |
補助電源コネクタは12pin。ただし、付属の変換コネクタは「GeForce RTX 3080 Founders Edition」の8pinx2から8pinx1に変更 | 「UNIBODY AIR FRAME」と呼ばれるS字型クーラーカバーのカラーもゴールドからダークシルバーに変更 |
基板の裏面には、おそらくアルミニウム製と思われるバックプレートを実装 |
バックプレートには“RTX 3070”のロゴがデザイン | バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x16) |
出力インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4ax3。またインターフェイスの上側には広く排気口が設けられている |