ベンチマークテスト：3DMark

まずは3Dベンチマークテストの定番である「3DMark」のスコアをチェックしていこう。テスト項目は「Fire Strike」および「Time Spy」の各プリセットをすべて実行している。

Direct X11に対応する「Fire Strike」の結果から見ていくと、いずれも前世代の最上位GeForce RTX 2080 Tiを上回る余裕のスコアをマーク。動作中のフレームレートはフルHD（1,920×1,080ドット）の無印テストでは200fps以上、WQHD（2,560×1,440ドット）解像度の“Extreme”で110fps以上、4K（3,840×2,160ドット）解像度でも60fps前後を叩き出していた。

4K環境でもたいていのタイトルを快適に遊べそうな結果であり、WQHD以下であれば高リフレッシュレート液晶のパフォーマンスを引き出すこともできる。

続いてDirectX 12対応テストの「Time Spy」を見ていくと、WQHD解像度の無印テストはスコアが16,109/17,925でフレームレートが120fps前後、4Kベンチマークの“Extreme”でも7,885/8,974で60fps前後をマークするなど、高解像度でもDirectX 12環境の重量級のゲームを快適にプレイできそうだ。