エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.928
2020.11.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは実際にゲームをプレイしながら、引き続き「GV-N3080GAMING OC-10GD」の快適プレイの水準を探っていきたい。まずはバトルロイヤル系の人気タイトル「フォートナイト」から。APIはDirectX 12、グラフィックスクオリティは“最高”、さらにレイトレーシングを有効にして計測を行った。解像度はこれまで通り1,920×1,080ドットと2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンだ。
プレイ中のフレームレートを計測したところ、レイトレーシングを有効にしながら4K解像度でも平均80fpsに迫るなど、かなり良好な結果だ。さらにDLSSを有効にすれば、フルHDに匹敵するほどフレームレートが改善。リッチな設定を適用しつつ、かなり快適なプレイが可能なことが分かる。ゲーミング液晶を組み合わせた環境でも、十分にその性能が引き出せるパワーがあるようだ。
ゲーム系検証のラストは「Battlefield V」をチョイスした。初期からレイトレーシングに対応していたタイトルで、DLSSも設定可能だ。描画品質は“最高”に設定しつつ、レイトレーシングのDXRを有効化。解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンに加え、DLSSを有効化した3,840×2,160ドットでも計測を行っている。
主に平均フレームレートに注目すると、WQHD解像度で100fps、4K解像度で60fpsにそれぞれ迫るパフォーマンスを発揮。フルHDなら高リフレッシュレートなゲーミング液晶のポテンシャルをフルに引き出せるだろう。そしてDLSSを有効化することで、4K解像度ながら最大100fps超、平均で70fps半ばまでパフォーマンスが改善した。このレベルであれば、まったく我慢することなくリッチな描画品質でのプレイが楽しめるはずだ。