エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.929
2020.11.05 更新
文:撮影・エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ここからは早速「Ryzen 5000」シリーズのパフォーマンスをチェックしていこう。検証に使用するCPUは12コア/24スレッドの「Ryzen 9 5900X」と、8コア/16スレッドの「Ryzen 7 5800X」の2モデル。マザーボードはAMD X570チップセットのMSI「MEG X570 UNIFY」で、グラフィックスカードはRadeon RX 5700 XTを搭載するMSI「Radeon RX 5700 XT EVOKE OC」を使用。また冷却性能がボトルネックにならないよう、CPUクーラーには360mmラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットFractal Design「Celsius+ S36 Prisma」を用意した。なお今回は比較対象として、Ryzen 9 3950XとRyzen 9 3900XTでも計測を行っている。
物理12コア、論理24スレッドのRyzen 9 5900X。L3キャッシュは64MB |
マルチスレッド処理時は4.250GHz前後(画像左)、シングルスレッド処理時(画像右)は4.950GHzまでクロックが上昇した |
物理8コア、論理16スレッドのRyzen 7 5800X。L3キャッシュは半減して32MB |
マルチスレッド処理時は4.500GHz前後(画像左)、シングルスレッド処理時(画像右)の最高クロックは4.850GHz |