エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.937
2020.11.27 更新
文:撮影:松枝 清顕(解説)/ 検証セッション:池西 樹
続いてDeepcool「AS500」のマザーボードへの搭載手順を紹介していこう。今回はマザーボードに、AMD X570チップセットを採用するMSI「MEG X570 UNIFY」を使用しているが、異なるプラットフォームでもベース部分の組み立てを除けば手順は同じだ。また別途プラスドライバーが必要になるため、用意しておくのを忘れずに。
まずマザーボードについている、プラスチック製のリテンションをベースプレートから取り外す。なおベースプレートは利用するのでそのままにしておこう |
リテンションを固定していた4つのネジ穴に「8」(AMD用台座ネジ)の手回しネジを固定 | 「8」のネジを固定したら、「7」(AMD用メタルガイド)のメタルガイドを「9」(Intel/AMD兼用メタルガイド固定ネジ)の手回しネジで固定 |
4箇所のメタルガイドの固定が完了したらベース部は完成。この状態でCPUにサーマルグリスを塗布しておこう |
受熱ベースのシールを剥がして、2本のスプリングネジを使ってCPUクーラーの本体をメタルガイドに固定。なお均等に圧力が掛かるよう交互に締め付ける |
ファンクリップを使い冷却ファンをCPUクーラーに固定。その後ファンケーブルとLEDケーブルを接続すれば完了だ |
厚さわずか48mmのスリムヒートシンクを採用するDeepcool「AS500」。冷却ファンを装着してもMSI「MEG X570 UNIFY」では、メモリスロットに干渉することはなかった。コンシューマ向けのATX/MicroATXマザーボードは、CPUソケットとメモリスロットのクリアランスはほぼ同じようにデザインされているため、その他の製品でも干渉することはほぼないだろう。
LEDイルミネーション機能を備える、大型ヒートシンクを搭載したCFD「W4U3600HX1-8G」でも全く干渉はなし。4本すべてのスロットを余裕を持って使用できる |
ヒートシンクカバーのクリアパーツにはアドレサブルRGB LEDを内蔵。マザーボードの5V/3pinコネクタ、または付属のコントローラでカラーやイルミネーションを制御できる |