エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.940
2020.12.06 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
NUCらしく、組み立ては非常に簡単で、メモリとM.2 SSDを装着すれば、ほぼ完成。あとはOSをインストールすることで使えるようになる。トップやサイドカバーを外す工程や、OSインストールを含めた全工程でも、1時間程度で完成するだろう。
ここではメモリに、SanMaxのDDR4-3200 32GB×2枚。ストレージにIntelのエントリーNVMe M.2 SSD「SSD 660p」シリーズの512GBモデルを用意した。
Intel エントリーNVMe M.2 SSD「SSD 660p」の512GB「SSDPEKNW512G8X1」を搭載だ | まずはトップとサイドカバーを取り外そう |
上部のバーを左右のネジを外して、取り除こう | 「Compute Element」の下部にある2つのネジを緩め、樹脂カバーを持ち上げる。なお、ファンの電源ケーブルが接続されているので、注意しよう |
メモリスロットとM.2スロットにアクセスできるようになる |
今回用意した両面実装の32GBメモリを2枚固定。容量は合計で64GBになる | SSD 660pをスロットに差し込んで、ネジで固定すればパーツの装着は完了 |
2基目のM.2スロットを使う際は、付属のステーを取り付ける必要がある | ファンの電源ケーブルに注意しながら、カバーを元に戻そう。あとは逆の手順で取り外したバーや、パネルを戻せば組み立て工程は終了だ |
グラフィックスカードを搭載でき、ゲーミングPCにもできる「Intel NUC 9 Extreme Kit」シリーズ。ここでは、すでに流通が終了してしまっているが、ボード長が197mmと短いASUSのGeForce RTX 2070搭載グラフィックスカード「DUAL-RTX2070-O8G-MINI」も用意したので、取り付けていこう。
工程は基本の組み立て時と同じで、トップとサイドパネル、サイドバーを外したら、あとはグラフィックスカードをPCI-Express(x16)スロットに挿し込み、固定。その後、PCI-Express補助電源コネクタを接続する、一般的なPC自作の際と流れは一緒になる。内部スペースに余裕はほとんどないので、PCI-Express補助電源ケーブルの取り回しに気配りが必要になるが、そこさえ気をつければ問題ない。
ボード長197mmのショートタイプグラフィックスカードの「DUAL-RTX2070-O8G-MINI」。後継機種の登場に期待したい | パネルなどを外したら、グラフィックスカードの搭載準備は完了 |
PCI-Express(x16)スロットにグラフィックスカードを挿し込もう |
グラフィックスカードを固定して、PCI-Express補助電源ケーブルを接続すれば取り付けは、ほぼ完了だ |