エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.959
2021.02.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
製品の概要を把握したところで、ここからは製品をパッケージから取り出しその外観をチェックしていこう。ブラックを基調に要所にシルバーを配置したシックなデザインを採用する「Radeon RX 6800 XT GAMING X TRIO 16G」。イマドキのハイエンドグラフィックスカードらしく、外形寸法は長さ324mm、幅141mm、厚さ55mm、公称重量は1,551gとされ、かなりのビッグサイズ。その巨体を安全に支えるため「グラフェンバックプレート」の他、基板の側面部分には金属製の「曲げ防止ストラップ」を実装。さらに製品にはオリジナルの「サポートブラケット」も付属する徹底ぶりだ。
ブラックを基調にしたシックなデザインを採用。イルミネーション機能も控えめで、搭載するケースや組み合わせるマザーボードを選ばない |
大型のヒートシンクと3基のファンを組み合わせた「TRI FROZR 2」を搭載するため、カード長は324mmのビッグサイズ。やや古めのPCケースを使用している場合はあらかじめクリアランスを確認しておこう |
PCケースのクリアランスを確認する際は、長さだけでなく、幅にも注意が必要だ | 基板の歪みを防止するため、側面からブラケット部にかけて「曲げ防止ストラップ」を実装 |
大型のグラフィックスカードだけに、「サポートブラケット」が付属するのは嬉しい。垂直設置の場合は必ず装着しておこう |
バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x16)。現時点ではその性能を最大限に引き出すにはAMD環境が必要になる | 補助電源コネクタは8pinx2。ラッチ部分はカットされており、着脱は楽に行うことができた |
ファンから吹き付けられた風が効率よく抜けるように、ヒートシンクのフィンは全て基板に対して垂直に配置。さらにクーラーカバーの側面部分は上下とも大きく開口されている |
裏面の全体をカバーする「グラフェンバックプレート」。中央のやや右手には白いドラゴンロゴがデザインされている |
上部の中央には、「Mystic Light」対応のライティングバーを実装 |
出力インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4×3。また「TRI FROZR 2」のヒートシンクだけでほぼ2スロットを専有していることがわかる |