エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.972
2021.03.08 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
写真での各部チェックが完了したあとは、「GAMMAXX L360 A-RGB」の付属品を総チェックしていこう。取り付けに必要なバックプレートやリテンション、IntelとAMD用のブラケット、各種ネジ、ケーブル類などは、ジッパー袋に大別されて詰め込まれている。アドレサブルRGB LED非対応のマザーボードでも、ウォーターブロックと冷却ファンのLEDカラーと発光パターンを変更できるLEDコントローラーも付属している。
ウォーターブロックにブラケットを固定するネジ(×4) | ウォーターブロックを固定するナット(×4) |
サーマルグリス | 25mm厚ファンをラジエターに固定するネジ(×12) |
ラジエターをPCケースに固定するネジ(×12) | 最大5基の独自3pinアドレサブルRGB LEDデバイスを接続できるLEDハブ |
専用LEDハブから、各社マザーボードのアドレサブルRGB LEDヘッダピンに接続する変換ケーブル | アドレサブルRGB LEDを制御する有線コントローラー。LEDハブ経由での一括制御だけでなく、ウォーターブロックと直結して単体制御することも可能だ |
続いては、今最も人気があり、高冷却が必要になる最大16コア/32スレッドCPUをラインナップするAMD Socket AM4プラットフォームを例に組み込み手順を解説していこう。
ウォーターブロック受熱ベースの保護シートを取り外す | ウォーターブロックの受熱ベース側から、AMDプラットフォーム用のブラケットを取り付ける |
ブラケット2カ所のネジで固定する。ブラケットは凸面が受熱ベース側になるように取り付ける | 2枚のブラケットを固定すればウォーターブロックの準備は完了 |
マザーボード標準装備のリテンションを取り外す。バックプレートは流用するので、そのままで問題ない | 標準バックプレートに、Socket AM4用リテンションネジを取り付ける。ネジ山はインチネジ側を使用する |
リテンションネジを4カ所に取り付ければマザーボード側の準備は完了。あとはウォーターブロックを固定するだけだ | ナットを使って、ウォーターブロックを固定する |
対角線上にあるナットを徐々に締めていくのが、固定するときのコツだ |
ラジエターと冷却ファンをPCケースに取り付ければ、組み込みは完了する。なお、先にPCケースへラジエターを固定してから、マザーボードにウォーターブロックを取り付ける流れでも問題ない |