エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.987
2021.04.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは、最高5,000MHzまでのオーバークロックメモリに対応するデュアルチャネル対応のDDR4×4本。最大容量は128GB(32GB×4)で、コンタクトピンは腐食に強い15μ厚の金メッキを施した「15μゴールドコンタクト」仕様。またメモリ電源のチョークコイルにもコア損失を抑えた「プレミアムメモリ合金チョーク」を採用する。
片側ラッチ仕様のメモリスロット。CPUソケット側からDDR4_A1/A2/B1/B2の並びで、2枚実装時はDDR4_A2/B2を使用する |
2フェーズのメモリ電源回路にも「プレミアムメモリ合金チョーク」などの高品質パーツを実装。また信号劣化の少ない8層PCBを使用しているため「Z590 Steel Legend」で紹介した「タブ化配線」は非採用 |
「TAICHI UEFI」には800~8,400MHzまでのメモリ設定が用意されていた |
ストレージインターフェイスは、PCI-Express4.0(x4)対応の「Hyper M.2」x1、PCI-Express3.0(x4)対応の「Ultra M.2」x2に加え、計8ポートのSATA3.0(6Gbps)を搭載。なおM.2スロットにはいずれもサーマルスロットリングを解消するため大型のヒートシンク「Full Coverage M.2 Heatsink」が標準装備されている。
3基のM.2スロットにはいずれも「Full Coverage M.2 Heatsink」を搭載。なお固定用ネジはT8トルクスネジで、専用のドライバーが付属する |
上段のM.2 2280スロットは、第11世代Intel Coreプロセッサとの組み合わせでPCI-Express4.0(x4)に対応する「Hyper M.2」 |
中段のM.2 2280と下段のM.2 22110スロットはチップセット接続の「Ultra M.2」 |
「Full Coverage M.2 Heatsink」はそれぞれ個別に取り外すことができる |
SATA3.0はチップセット接続の6ポートに加え、ASMedia「ASM1061」による2ポートの計8ポート |
拡張スロットは、PCI-Express4.0(x16形状)×2、PCI-Express3.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express3.0(x1)×1の計4本。PCI-Express4.0(x16形状)スロットはいずれもメタルシールドや、追加のアンカーポイント、より強力なラッチなどを採用する「強化スチールスロット」で「ASRockグラフィックスカードホルダー」も付属。また最上段のPCI-Express4.0(x16形状)スロットのコンタクトピンには「15μゴールドコンタクト」を採用する。
下段のPCI-Express3.0(x4/x16形状)スロットもメタルシールドで補強された「スチールスロット」を採用 |
中段のPCI-Express4.0(x16形状)スロットはx8分の先端ピンが省略されているため、シングルグラフィックスカードの場合は必ず上段を使用しよう |