エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.992
2021.04.28 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
「Z590 AORUS ELITE AX」はチップセットヒートシンクのAORUSロゴと、オーディオ回路裏面にLEDイルミネーションを搭載。GIGABYTE製LEDイルミネーション制御ソフトウェア「RGB Fusion2.0」で、GIGABYTE製グラフィックスカードはもちろん、G.Skill「Trident Z Neo」がヒートスプレッダに備えるLEDバーも制御可能だ。
RGB LEDデバイスを制御できるGIGABYTE「RGB Fusion2.0」 | RGB LEDヘッダピンに接続したデバイスもまとめて制御できる |
定番LEDメモリのG.Skill「Trident Z Neo」のカスタマイズも可能だった | LEDイルミネーションはロゴのみながら「GeForce RTX 3060 GAMING OC 12G」もスムーズに認識・制御できた |
各部のRGB LEDを好みのカラーやパターンに発光できる |
「Z590 AORUS ELITE AX」の「UEFI BIOS」は、これまでと同じくマウスを使って直感的に操作できる「Easy Mode」と、キーボードとマウスによる詳細な設定が行える「Advanced Mode」の2つのモードを備え、「F2」キーでシームレスに切り替えることができる。
必要な情報が見やすく並ぶ。メモリのXMPプロファイルの読み込みもワンクリックで可能 | 「F2」キーを押すことで、詳細な設定が可能な「Advanced Mode」に切り替わる |
CPU倍率など、オーバークロックでよく使う項目を自由に登録できる「Favorites」(F11)タブも備えている | 「Tweaker」タブには、CPUやメモリのチューニング項目が集められており、CPU倍率やコア電圧などを設定できる |
「Advanced CPU Settings」からは、「Intel Adaptive Boost Technology」の設定が可能 | 「Advanced Memory Settings」から、メモリータイミングを詳細にカスタマイズ可能 |
「SPD Info」からは搭載メモリのSPD情報を確認できる | BIOSアップデートを行う「Q-Flash」 |
「Z590 AORUS ELITE AX」は、GIGABYTEマザーボード採用のファンコントロール機能「Smart Fan 6」に対応。通常や静音、フルスピードといったプリセット設定や、マザーボード上に実装された外部温度センサーを元にしたファン回転数の制御、セミファンレス機能のオン/オフなどのファンコントロールがWindows 10とUEFI BIOS上の両方で実行できる。
UEFI BIOS「Smart Fan 6」から、細かくファンの動作をカスタマイズできる |
ファンの動作は「Silent」や「Manual」などから選べる | CPUやPCH、VRM MOSなどといった温度ソースを回転制御に利用することができる |
Windows 10で動作する「Smart Fan 6」は、システムモニタ「System Information Viewer」に統合されている(「APP Center」のインストールが必要) | 「Quiet」「Standard」「Performance」「Full Speed」計4つのプリセットから選べる |
ファン回転制御をはじめ、ソース温度、ファン搭載位置など、マウスを使って細かく設定できる | 外部温度センサーは6つ実装され、ファン回転制御の温度ソースとして指定することができる |