エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.998
2021.05.15 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4x4本で、最大128GBまで増設可能。また信号の反射を低減することができるデイジーチェーン接続を採用する「Optimem III」設計により、最高5,333MHzの高クロックメモリへの対応が謳われている。
従来のT-トポロジー接続より、信号の反射が少なく高クロック動作が可能なデイジーチェーン接続を採用 |
メモリスロットはCPUソケット側からDIMM_A1/A2/B1/B2の並び。なお2枚で運用する際にはシルク印刷にあるようDIMM_A2/B2を使用する |
メモリ用の電源回路にも高品質なパーツを採用 |
UEFI上には800MHz~8,533MHzまでのメモリ設定が用意されていた |
計4基のM.2スロットには、いずれもアルミニウム製の専用ヒートシンクを搭載 |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)x6、M.2 22110×3、M.2 2280×1を搭載。M.2 22110の内2基はCPU接続で、第11世代Intel Coreプロセッサを使用している場合はPCI-Express4.0(x4)に対応する。また全てのM.2スロットにはアルミニウム製の大型ヒートシンクを備え、上段のスロットには裏面からも放熱ができる「M.2バックプレート」を実装。さらにツールレスでM.2 SSDを固定できる「M.2 Q-Latch」を採用する。
PCI-Express4.0(x4)に対応する上段のM.2スロット(M.2_1)には、裏面からも放熱ができる「M.2バックプレート」を搭載。なおこのスロットのみネジ止めが必要 |
中段のM.2スロット(M.2_2)もPCI-Express4.0(x4)に対応。また下段左(M.2_3)と下段右(M.2_4)はPCI-Express3.0(x4)接続になる |
ASUSのIntel Z590シリーズでは、M.2スロットのヒートシンクも従来より大型化されており、冷却性能が向上しているという |
ヒートシンクの裏面には熱伝導シートを貼り付け。SSDを搭載した場合は保護シートを剥がすのを忘れずに |
中段と下段の3スロットにはツールレスでM.2 SSDを固定できる「M.2 Q-Latch」機構を採用 |
SATA3.0も6ポート搭載。RAIDレベルは0/1/5/10をサポートする |
拡張スロットは、PCI-Express4.0(x16形状)×2本、PCI-Express3.0(x16形状)×1本の計3本。PCI-Express4.0(x16形状)スロットはいずれもメタルシールドで補強した「SafeSlot」で、大型化が進む最新のハイエンドグラフィックスカードも安全に運用できる。
拡張スロットはPCI-Express(x16形状)x3本のシンプルな構成。なおPCI-Express4.0に対応する上2本はメタル補強を施した「SafeSlot」 |