エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1002
2021.05.28 更新
文:/撮影:藤田 忠
「Trident Z Neo」シリーズの概要に続いては、DDR4ー3600 16GB×2モデル「F4-3600C16D-32GTZNC」を、第11世代Intelプロセッサに最適化されたIntel 500シリーズチップセットを搭載したマザーボードと組み合わせてテストしていこう。
検証用マザーボードは、G.SKILLのQVLに多くのモデルが載っているASUS製品を用意。コラボデザインのPCケースも多い高耐久ゲーミング向けマザーボードとして人気の「TUF Gaming」シリーズから、Z590チップセットを採用する「TUF GAMING Z590-PLUS」、H570チップセットの「TUF GAMING H570-PRO WIFI」、B560チップセットの「TUF GAMING B560-PLUS WIFI」をチョイスした。CPUは、第11世代Intel Coreプロセッサの「Core i7-11700K」を組み合わせている。
Z590チップセットを採用した「TUF GAMING Z590-PLUS」 | Z590と同じようにオーバークロックメモリを利用できるH570チップセットを採用した「TUF GAMING H570-PRO WIFI」 |
手ごろな価格で人気のある「TUF GAMING B560-PLUS WIFI」 | 8コア/16スレッドCPUで、DDR4-3200をサポートするCore i7-11700Kを用意した |
実動テストの手始めは、ヒートシンク上部に搭載されているLEDイルミネーションをチェックしていこう。光りを柔らかく拡散させる白色半透明のカバー部に、8つに分割されたアドレサブルRGB LEDを内蔵。ASUS「Aura Sync」、ASRock「Polychrome Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light」といった各マザーボードメーカーのRGB LEDユーティリティに対応しており、PC全体で統一したライティングが行える。G.SKILLからもユーティリティが提供され、8つのRGB LEDモジュールごとに発光色を設定できるなど、より細かな設定が可能。「Trident Z Neo」をメインにLEDイルミネーションを楽しむなら、G.SKILL謹製ユーティリティ「Trident Z Lighting Control」がおすすめだ。
柔らかな光でPC内部を彩れる「Trident Z Neo」 |
デフォルトのママでも十分キレイだが、マザーボードのLEDイルミネーションと同期させて発光させることも可能だ |
G.SKILLユーティリティ「Trident Z Lighting Control」。LEDモジュールごとに発光色を設定することや、4つのプロファイルの記録など、必要な機能を備えており、使い勝手も良好だ |