エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1013
2021.06.21 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
VGAクーラーとバックプレートを外したところ。基板の周囲はぐるりとメタルフレームで補強されている |
画像セッションのラストは、VGAクーラーを取り外した基板側をチェックしていこう。電源回路は「Super Alloy Power II」に準拠する高品質パーツによる合計22フェーズ構成で、パーツの実装には「Auto-Extreme」自動製造プロセスを採用。これにより、パーツへの負荷を最小限に抑えるとともにヒューマンエラーを排除でき、信頼性・耐久性を高めている。
完全オリジナルデザインのPCB。基板の中央にはCUDAコア数10,240基のGeForce RTX 3080 Tiが実装されている |
電源回路はブラケット側が9フェーズ、先端側が13フェーズの計22フェーズ構成 |
ビデオメモリはMicron製GDDR6Xを12枚搭載。なお肉厚のサーマルパッドはかなり脆いため、全てを剥がすのは断念した |
GPUの温度に合わせてファンの回転数を制御できる「FANCONNECT II」ピンヘッダ | PWMコントローラやファンコントローラも基板先端側に集中している |
バックプレートにもサーマルパッドが貼り付けられ、電源回路の放熱をサポートする効果もある |
基板裏面の主要なコンポーネントは、電源回路のタンタルコンデンサのみ |