オーソドックスなソリッドタイプのサイドパネル

両サイドパネルは通気孔等の仕掛けを無くした、いわゆるソリッドタイプ。密閉させる事で、内部駆動パーツからの騒音を閉じ込める役割が期待できる。
　スチール製のサイドパネルは、左右共に外寸は実測で幅約395mm、高さ約460mm。シャーシには背面より2本のハンドスクリューで固定されていた。

シンプルなリアパネルデザイン

本体背面に回り、リアパネルを確認してみよう。上段右手には標準装備の140mmファン、その左手にはマザーボードのバックパネルが確認できる。搭載マザーボードがASRock「X570 Steel Legend」だけに、特徴的なテクスチャがポイントだ。そして中段は全8段仕様の拡張スロット、最下段には横置きボトムマウントの電源ユニットが固定されている。この配置から、内部構造はベーシックなミドルタワーである事が分かる。

ボトムパネルデザイン

組み込み済みだけに、細心の注意を払いつつ本体を逆さまにして底面を確認する。まず四隅には長方形の台座を搭載し、設置面には滑り止めラバーを装着。後方にはスライド着脱式防塵フィルタと、底面設置の電源ユニット用に、冷却ファンの通気孔が用意されていた。なお台座の脚高は実測で約25mmで、底面と設置面の間に隙間を設ける事で、スムーズに吸気ができる。

四隅の台座はプラスチック製。電源ユニットの冷却ファン部分には、後方スライド着脱式の防塵フィルタが標準装備される