エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1032
2021.08.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いてRyzen 5000Gシリーズを実際にPCへ組み込み、各種ベンチマークにてそのパフォーマンスをチェックしていこう。検証用のマザーボードはAMD B550チップセットを採用するASUS「ROG STRIX B550-E GAMING」で、メモリには3,200MHz駆動のCFD「W4U3200CM-8G」(8GBx2)を使用した。なお今回は比較対象として、Ryzen 7 PRO 4750GとRyzen 5 PRO 4650Gでも計測を行っている。
物理8コア、論理16スレッドのRyzen 7 5700G。Ryzen 5000シリーズに比べるとL3キャッシュは半分になっている |
「Zen 3」アーキテクチャの8コア以上のCPUでは唯一TDP65Wに設定されている |
マルチコアテスト実行時でも全コア4.30GHzで動作 | シングルコアテスト実行時は最高4.625GHzまで上昇 |
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物理6コア、論理12スレッドに対応するRyzen 5 5600G |
製造プロセスは7nmで、L3キャッシュはRyzen 7 5700Gと同じ16MB |
マルチコアテスト時は全コア4.250GHz前後で動作 | シングルコアテスト時は4.45GHzまでクロックが上昇 |
GPUコアのクロックは1,900MHzで、先代モデルのRyzen 5 PRO 4650Gと同じ。なおビデオメモリのクロックはメインメモリと同等になる |
比較対象として用意した8コア/16スレッドのRyzen 7 PRO 4750G |
同じく比較対象として用意した6コア/12スレッドのRyzen 5 PRO 4650G |